[23] 先天性欠損歯・上顎前突
ガタガタ・八重歯・大人の歯が足りない(叢生・唇側転位・抜歯・先天性欠損歯)
治療前
治療中
治療後
治療の詳細
主訴 | 下の前歯のガタガタと八重歯が気になる |
年齢・性別 | 10歳女性 |
症例問題点 | 上顎前突、下顎両側側切歯の先天性欠損 |
診断 | 上顎前歯の前突を伴うアングルⅡ級、骨格性Ⅱ級、下顎両側側切歯先天欠損症例 |
治療に用いた主な装置 | マルチブラケット装置(唇側からの矯正治療、メタルブラケット) ナンスのホールディングアーチ |
抜歯/非抜歯 部位 | 抜歯 右上4番・左上4番・先天性欠損歯(右下2番・左下2番) |
治療期間 | 4年3か月(Ⅰ期治療2年+Ⅱ期治療2年3か月) |
治療回数 | 51回 |
治療の主な リスク・副作用 | 犬歯誘導が確立できていない。長期間の装置装着でカリエスリスクが高くなる |
治療費用/内訳 | ¥913,000(税込み)/トータルフィー |
症例解説
出っ歯を主訴に来院されました。検査してみますと、下の前歯が2本、生まれつき欠損しており、それが重度の出っ歯の原因でした。まずはⅠ期治療でヘッドギアを使用し、大臼歯関係をアングルⅠ級に改善しました。その後、Ⅱ期治療で、上顎の左右の小臼歯を抜歯し、マルチブラケット装置で噛み合わせを確立しました。