症例写真集

Case

症例写真ガイド

[22] 転院・再治療

ガタガタ・八重歯(叢生・抜歯・再治療)

治療前

治療前

治療中

治療中

治療後

治療後

治療の詳細

主訴前歯の噛み合わせが気になる
年齢・性別29歳女性
症例問題点下顎左側第一大臼歯欠損、上顎両側側切歯反対咬合、下顎右側第一大臼歯が失活しており歯冠が崩壊している。
診断上顎両側側切歯の反対咬合を伴う、アングルⅡ級、骨格性Ⅱ級、下顎左側第一大臼歯欠損症例
治療に用いた主な装置マルチブラケット装置(唇側からの矯正治療、セラミックブラケット)
歯科矯正用アンカースクリュー 
抜歯/非抜歯
部位
抜歯
右上4番・左上4番・右下6番
治療期間2年6か月
治療回数30回
治療の主な
リスク・副作用
下顎両側第一大臼歯を近心移動してスペース閉鎖したため、下顎第二大臼歯の近心部が歯肉退縮する可能性がある。
全顎的にブラックトライアングルができる可能性がある。
治療費用/内訳¥660,000(税込み)/トータルフィー

症例解説

東京で矯正治療を開始され、尼崎に引っ越してこられた患者さんです。当院に治療の引継ぎを依頼され来院されました。上あごの側切歯が反対咬合で、大臼歯関係がアングルⅡ級でした。下顎の左側第一大臼歯は抜歯されており、右側はカリエスで歯冠歯根とも保存困難な状態でした。上顎に矯正用アンカースクリューを用いて大臼歯の遠心移動を行い、側切歯の反対咬合を改善するスペースを作成し、下顎は右側の第一大臼歯を抜歯して両側とも第二大臼歯を近心移動させ代用することとしました。治療の結果、抜歯スペースは閉鎖され、上顎側切歯の反対咬合は改善され、大臼歯関係もアングルⅡ級仕上げで緊密な咬合を獲得できました。

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